多層鋼が織りなす美しい模様と耐久性を誇る「ダマスカスシザー」
職人の息づかいと鋏づくりの真髄を、映像でご覧いただけるようになりました。
職人の精緻な工程と、鋼が鋏へと生まれ変わる瞬間をぜひご覧ください。
高温で鋼を熱し、圧力をかけて何度も伸ばし折り重ねることで、均一な厚みとバームクーヘンのような美しい層模様が形成されます。
成分を厳密に指定し特注した「ATS314」鋼を使用。素材選定から切断、矯正までの工程で不純物除去や寸法管理を徹底し、理美容鋏の基礎品質を支えます。
機械溶接は高精度なコンピュータ制御で均一に仕上げますが、刃とハンドルの溶接は職人が繊細な手作業で気泡を完全に除去。高度な技術で美しさと強度を極めています。
鋼材を500度に加熱し、200トンの圧力で金型成形。職人が細やかに温度や圧力を調整し、金属内部の組織を緻密に整え、強さとしなやかさを高めます。
熱処理で鋼の組織を均一化。刃の強度アップやバリ取り、裏スキ加工で切れ味を調整し、脱磁と洗浄で仕上げに備えます。
熟練職人が歪みや凹凸を手作業で修正。指穴も繊細に仕上げ、砥石で丹念に研ぎ上げ、日本刀のような美しい模様と切れ味を実現。
理美容師の皆さまを対象に工場見学を随時受付いたします。
KEIUN事業部の山村がご案内役となり、ダマスカスシザーが生まれる現場を解説付きでご案内。
見学後には、完成したダマスカスシザーを実際に手に取り、試し切り体験も可能です。